山葵天狗社祭 前半

いやいや、ワサビ好きにはたまらんお祭りに行ってまいりましたよ~


一か月以上前なんですけどね(-∀-)



山葵天狗社祭  2016/06/05


4月に練習見学でお邪魔した三葛神楽保持者会さんが、
ホームである山葵天狗社のお祭りで舞われるというので行ってきました!

見学の時に一部ですが「貴船」を拝見して、




これは絶対本番を観る!!


と心に決め、その翌月のGWの匹見峡春祭に行く気満々だったワケですが…
なんと雨で流れてしまったためガッカリ感ハンパ無し…orz

その分 今回の期待は高まるのでありました~(゜∇゜)ウヘヘ



だがしかし!
本番の2日前、石見方面でお世話になっている生き字引Pさん、まあ、保頼さんですが(笑)
その保頼さんから




三葛の会長さんがマムシに噛まれた!!



という緊急連絡がΣΣ(゜Д゜)

三葛の会員さんにお友達がいて、今回も半ばスタッフと化している保頼さんは
気が気ではない様子(´Д`;)


その後情報が錯綜し、会長さんの具合は?当日どうなんの??
とヤキモキしてましたが、会長さんなんとか無事とのことでした^^;



10時くらいに現地(夢ファクトリーみささ)に到着するとすでに人が集まってて賑やか~
ワサビの加工品が販売され、中では蕎麦やおでんが




弥が上にも盛り上がって参りましたぁ (゜∇゜)



あ、もちろん神楽の前に神事が執り行われます。

山葵天狗社(やまあおいてんぐしゃ)は、わさびの豊作を祈る全国でただ一つのとても珍しい神社だそうです。
東の静岡、西の島根、と言われたワサビの産地。その匹見わさびの中心である三葛らしい神社ですね^^

神事の後はお待ちかねの神楽!
その前に腹ごしらえってことで、これもお待ちかねの




お蕎麦ーーっ.゚+.(・∀・)゚+.



匹見わさびを贅沢にのっけて美味しくいただきました!!

がっついたので写真は無い…(゜-゜)


さぁいよいよ神楽!なんですが、その前に渡辺友千代先生による解説がありました。
私は友千代先生をよく存じ上げてなくて、初めてお見かけしたのが
久城社中さんの170周年の時。
あとで調べたら、まさにここ三葛の著書を出しておられ、神楽を中心に活動をされている方でした


では「塩祓」から




三葛神楽保持者会 塩祓1


↑ 三葛さんが舞うのはこのスペースです。
畳2畳の一間四方!

塩祓は二人舞ですが、「柴清目」って演目は四人なんですよねー(゜-゜;)
八つ花的な剣舞のパートもあるんですが…
それもやっぱりこのスペース…なんだろうなぁ。高度すぎる…

後ろに足を蹴りあげる特徴的な所作。
これとか、足を擦る所作は地霊を除く意味がある、
ってなことを保頼さんから聞いて、へぇへぇと感心するツナ缶(゜o゜)




三葛神楽保持者会 塩祓2

前半はどちらかというとゆったりと優雅な舞


三葛神楽保持者会 塩祓3

交差して 相手の袖下に御幣をくぐらせる?これまた特徴的な所作

この辺から少しずつ激しくなっていき…




三葛神楽保持者会 塩祓4


これ!これが見たかったんですよ!!


後半はこの狭い四方の中で結構なスピードで回転します。
2人とも立ったまま。
あるいは1人が膝立ち、1人が立って。
あるいは2人とも膝立ちで。



三葛神楽保持者会 塩祓5

ここらはもう圧倒されます!


三葛神楽保持者会 塩祓6


三葛神楽保持者会 塩祓7


最初の儀式舞でいきなりガッチリ掴まれるんですよね…
これ一演目でも三葛まで見に行きそうな自分がいる(笑)




ここでまた少し友千代先生のお話が入るんですが、
ちょうど時間が昼時ということもあって。
先生、みなさんのお腹具合を心配してらっしゃる様子です^^;



「みなさんご飯食べに行ってくださいよー!
そんなに真剣に聞かなくてもいいですよー!
私は心配なんです、みなさんお腹すいてるんじゃないかって!」



と、解説の合間に何度も繰り返しおっしゃる様子がなんかツボでした(笑)

(若干)年下の私から言うのも失礼ですが、



かわいらしい先生だなぁ、と^^ 




続いて「山葵天狗」

ここの神社の御神体である天狗さんが、病害虫に悩まされるお百姓を救うっていう
三葛らしい創作神楽です^^
ちなみに脚本は前述の友千代センセイです。
1983年に初奉納ってことなので、創作っつってももう30年以上前なんだなー



三葛神楽保持者会 山葵天狗1

天狗様



三葛神楽保持者会 山葵天狗2


わさびを育て、収穫するお百姓さん

本物のわさび使ってますよ~

(さすがだ!)



三葛神楽保持者会 山葵天狗3

そこに現れる黒妖霊(こくようれい)
わさびの天敵、病害虫の象徴です。




顔色が真っ青です!!!



三葛神楽保持者会 山葵天狗4

容赦なくお百姓を攻撃する黒妖霊!!



さて、このクライマックスで臨時スタッフの保頼さん登場

写真右、チャッカマンで花火に点火しております

ご本人の掲載許可をいただいてないので(笑)
華麗な着火の右手だけでもご覧くださいませっ\(´∀`)




\大事なワサビになにすんねん!!/
三葛神楽保持者会 山葵天狗5


怒りの天狗様の登場です!


三葛神楽保持者会 山葵天狗6

激しい戦いの最中に…


三葛神楽保持者会 山葵天狗7


黒妖霊大サービス!!!

コワイっちゅうねん(゜∇゜;)!!!



マジマジ見ると 下あごと牙の生え方がコワイな…



このあと お子を脅かしにズリズリと這って行きました。
見事ぎゃん泣きされたので黒妖霊さんご満悦だったでしょうな(笑)


最後は天狗様がキッチリ締め上げて退治終了。
匹見のわさびは豊作豊作なのでした。



前半いったんここまで。
後半は「鬼返し」といよいよ「貴船」だよ~~(・∀・)ワクワク

なんか事件も起こる予定(^_^;)


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Comment

お疲れ様です。

怖い黒妖霊なんですが、本来は雌雄で顔がピンクの雌がいるそうです。
Σ( ̄□ ̄;)妻帯者なんだ!

という、どうでもいいような、実際はあれは完全型ではなかったんですよというちょっと書いておいた方がいいような情報もありました。
そう言えば。

三葛神楽の塩祓、綺麗ですよねえ。
三葛神楽に限らず、六調子の塩祓い(他儀式舞)を見ると、独特で綺麗だとかスゴイ!って感想を持つ事が多いんですけど、動作の困難さもその綺麗の要素なのかなと思うので、団員社中員の年齢が高くなってる限界寸前団体さんには直接言いにくいんですけどねσ( ̄∇ ̄;)

色々考えてしまうんですよね。
観光客ですけど。



  • 2016-07-15│20:10 |
  • 喜三保頼 URL│
  • [edit]
Re
喜三保頼さん(^◇^)


ピンクの雌は知りませんでした(笑)
夫婦だったんですね(^_^;)

そうそう、舞とかダンスって見ててなぜ感動するのかというと、
普通の人にはできない動きの連続を完璧にやってのけるという「技」に
寄るものでしょうねぇ。
第一には。

演技力や顔芸なら役者の領分ですが、まずは舞う技量なんですよね^^;

なので、若い人カモーンなんですが こればかりは~…


  • 2016-07-16│15:10 |
  • ツナ缶 URL│
  • [edit]
保頼さんはじめまして。^^
ツナ缶さんお疲れ様です。
塩祓キレイでございますね~
お写真見させていただいて思ったのですが、
四神みたいななめらかな動きですねー。
儀式舞に対しての関心というか意識というか...ガラリと変わりました。
  • 2016-07-16│18:58 |
  • 時平の甥っ子 URL│
  • [edit]
Re
時平の甥っ子さん(^◇^)


儀式舞いいですよね^^

神楽を観始めた頃は派手な能舞ばかり見てて、儀式舞はついつい…(笑)
でも最近はなるべく最初から見るようにしてます。

派手な立ち合いも無くてホントに体の動きだけなので
上手い方のはついボーッと見ちゃいますよ(笑)

そういう意味ではホント、長尾さんちの四神的な魅力があります♪


  • 2016-07-17│10:55 |
  • ツナ缶 URL│
  • [edit]
儀式舞
時平の甥っ子さん

こちらにもご挨拶頂いてました。
長尾組さんはなかなか見る機会がないのですが、今年の秋祭りシーズンには芸北方面にお邪魔しようと思ってます。

芸北方面の儀式舞というと、塩祓いとか尊神とか四神とか八つ花とかになるんでしょうか。
石見方面で尊神はほとんど見掛けないのですが(確か、尊神文化圏とかいう用語を見ましたよ)、塩祓いとか四神とかは石見にもあります。
内容は違うと思うんですが。

儀式舞には、基本動作が詰め込まれているので、出来るだけ見ておきたいんですよ。
特に、広島の旧舞や石見の六調子など、標準化の洗礼を受けていない団体さんは、それぞれの舞方で儀式舞を保持されているので、特に見でがあるなあと思ってます。

若い方が舞われるのもいいですが、年長者が舞われるのも味があっていいですよね。

秋祭りシーズンが楽しみです。
  • 2016-07-20│21:05 |
  • 喜三保頼 URL│
  • [edit]

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ツナ缶

Author:ツナ缶
広島に生息してます
広島神楽はじめ、島根の神楽も出来る限りご紹介\(^o^)/
 
記事中の神楽の写真掲載は各神楽団さんの許可を頂いております^^
 

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