広島神楽定期公演 飯室神楽団

やっと記事です…^^
もう1ヶ月ほど前の公演です…^^;




どれほど延ばしとるんじゃい ツナ缶 (゜Д゜)

広島神楽定期公演  2015/06/24

「大楠公」

待っておりましたよ~~(´∀`)
飯室さんを初めて生で観て、いきなり泣いちまった演目です。



飯室神楽団 大楠公1


飯室神楽団 大楠公2

旧舞の柔らかい奏楽に合わせ、正成、正季兄弟が登場
この御幣と扇子(正成)、薙刀(正季)を持って舞う姿は実に勇壮優雅です
ピッタリユニゾンで。クロスして重なり。



出だしから・・・いいっ!


口上を丁寧にゆっくり述べておられました。
あらすじは分かっていても、こうして丁寧な言葉を聞くとあらためて口上を「味わう」ことが出来ます。
私たち素人はなかなかなじみの少ない文語体のセリフなので
はっきり聞き取れるとより解りやすく、入り込みやすいですね~^^



飯室神楽団 大楠公3

戦に連れて行ってほしいと懇願する子の正行に、正成は剣を渡してあとを任せます。

激しい動きややりとりがあるわけではありません、このシーン。
それぞれの人物のセリフの裏に、伏した激しい思いがあるのです。
それはギリギリ、まるでコップの水の表面張力のように今にも溢れんばかりの親子の情・・・
観客はそれを確実に感じ取り、会場はひたすら耳を傾けて漏らさぬよう聴いているようでした。



飯室神楽団 大楠公4

三人で最後の舞を舞い、正行退場。
正行の、名残惜しむような去り方がまたよかったなぁ。

「さらば 正行よ」




飯室神楽団 大楠公5


正行と別れ、後顧の憂いを断った二人はいざ、足利軍との戦いに。


飯室神楽団 大楠公6

飯室神楽団 大楠公7

飯室神楽団 大楠公8

飯室神楽団 大楠公9

飯室神楽団 大楠公10

賊が!! よかった!!

すっごいよかった!!


↑ バカだから上手く伝えらんねーわぁ(笑)
ホントよかったんだよおおお\(^o^)/


こう、正面に来た時の、グッとこちらを見据える迫力!
歌舞伎で言うところの見得を切るっていうんすかね、いい!!


回転する時に軽くスッと回るんじゃなく、グッグッと力を入れる感じもいい。
いかにも賊だあって回り方(←なんだそれは ^^;)
細かい部分なんでやっぱうまく伝えられん(笑)
あとはみなさま、ぜひ舞台を!!



そしてとうとう二人に最期の時が・・・

形勢不利。もはやこれまでと悟った二人は刺し違えます。



飯室神楽団 大楠公11

この菊水の幕を見た時に鳥肌が立ちました。

飯室神楽団 大楠公12

素晴らしかった。

要所要所で歌われる、大太鼓さん(団長さん)の歌がいいです。
柔らかい声で本当に心に沁みるものでした。


大楠公でかなり入れ込んでしまいました。
大蛇の解説は…解説は…お写真メインでいきます(´∀`;)



飯室神楽団 八岐大蛇10

飯室の須佐之男さんは上体を柔らかく使って舞われるなぁと。
上半身を使うのって、下半身が安定してないとグラグラして不安定になりがちですが
飯室の須佐さんはまあ安定感バッチリです^^



飯室神楽団 八岐大蛇11

大蛇出たぁあ~~(゜∀゜)

姫をかばう須佐之男さん


飯室神楽団 八岐大蛇12

どやぁ!

飯室神楽団 八岐大蛇13


飯室神楽団 八岐大蛇14


飯室神楽団 八岐大蛇15


お疲れ様でした!!

う~ん、満足な一日でしたわぁ(´∀`)

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Comment

いつもありがとうございますm(_ _)m
うちとしても久し振りの楠公でした‼︎
ただの口上ではなく言葉とは裏腹の感情を感じてもらいたい。
帝の為に命を落とす正成、正季。
正行に自分達の想い、楠木家を継いでもらい一族を束ねてこの後も帝の為に戦ってほしい。
父の教え、楠木家を背負って行かなければならない事はわかってはいるが、父の死に戦に御供し朝敵討伐をしたい正行。
この時、口上通りでは正行はまだ11歳。(諸説あり)
11歳の子供の覚悟、11歳の子供に一緒に死にたいとまで言われた父の想い、それを諭した正成の感情と忠誠心。

お互いどんな想いだったのだろうか…と色々考えながら練習をしました。
考えれば考えるほど色々な感情や想いが湧いてきて、しっくりくる物が見つかりませんでした。
大楠公を舞わせてもらう限り、永遠のテーマとして今後も考えて行こうと思います‼︎‼︎
  • 2015-07-22│21:12 |
  • しょう URL│
  • [edit]
Re: いつもありがとうございますm(_ _)m
しょうさん(^◇^)


昔の11歳は元服を迎える一人前の大人、覚悟や責任は今の比ではなかったんでしょうね。
明日はどうなるか知れない時代に、流れの中で精一杯生きた3人の物語でした。

この時の3人の想いは、現代人の舞手さんが想像しながら作っていくしかありません。
しょうさんたちの色々な想いを、どうぞ舞に込めていって下さい。
まだ違う、もっとこうしよう、とか。
年を経るにしたがってまた想いも変わっていくかもしれないし(練れていくってことですかね^^)

私も飯室さんの舞を、これからも長く観させていただきます。

  • 2015-07-23│10:39 |
  • ツナ缶 URL│
  • [edit]

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ツナ缶

Author:ツナ缶
広島に生息してます
広島神楽はじめ、島根の神楽も出来る限りご紹介\(^o^)/
 
記事中の神楽の写真掲載は各神楽団さんの許可を頂いております^^
 

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